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バーベキューにおすすめの服装・ファッションは?

大自然を感じながら美味しい料理を堪能できるバーベキュー、夏には夏の、冬には冬の楽しみ方があって、春夏秋冬いつのシーズンも楽しめます。バーベキューは屋外で楽しむものですし、下準備から後片付けまでありますから、楽しむためには適切な服装というものがあります。

春夏秋冬それぞれのファッションの選び方から、ロケーション別の選び方、子供の服装、バーベキューでありがちな汚れについてまで解説します。

Contents

山でのバーベキューの基本ファッション

山で行うバーベキューはおいしい空気と紅葉や季節の花々、草木の緑など四季折々の自然を楽しみながら食事を楽しめるためおすすめのロケーションです。ただ、山は人の手が入っていない場所が多いので気をつけておきたいポイントがあります。特にファッションには適しているものとそうでないものがあるので気をつけてください。

まず、山には虫が数多くいます。蚊やハチのように気をつけたい虫もいます。半袖のTシャツのように露出が多いと刺されることがあるので、夏であっても薄手の上着は持っておきたいところです。また、山のバーベキューはその地に行くまでに山登りをすることもあるでしょう。サンダルのように足に負担がかかる靴は控えてください。動きやすいスニーカーや運動靴がおすすめです。ズボンはスキニーなどの細身のものは避け、ゆとりのあるものを選ぶことが大切です。

さらに山は天候が変わりやすいため、雨具を用意しておくと、急に雨が降ってきても安心です。

海でのバーベキューの基本ファッション

海や河川で行うバーベキューも人気です。水辺で行うときはバーベキューの前に水で遊んでいることが多いでしょう。その場合、水着になる事も多いと思いますが、そのままの格好でバーベキューに参加するのは控えてください。なぜならバーベキューは火を使うので火傷することがあるからです。可能な限りコンロや火器のそばでは長袖・長ズボンの格好になるようにしましょう。薄手のパーカーやラッシュガードは羽織りやすく、機能性も高まるのでおすすめです。

また、水辺ではサンダルを活躍する事も多いと思いますが、同様の理由により足の露出も控えるようにしましょう。動きやすいスニーカーや運動靴はおすすめですが、海では軽くて履きやすいマリンシューズもおすすめです。海でバーベキューする際は夏に行うと思いますから、暑さ対策にも気をつけましょう。熱射病予防のための帽子、通気性に優れた長袖のアイテムを意識して選ぶとよいでしょう。

春のバーベキューファッション

春といえばお花見の季節ですが、最近はお花見バーベキューをする人も増えているようです。冬を乗り越えた木々が一斉に芽吹く季節ですので、自然を楽しみながらできるバーベキューは格別となります。

加えて暑すぎず寒すぎず、ぽかぽかとした陽気の春は、長袖で行いたいバーベキューにぴったりのシーズンです。デニムに長袖のシャツのようなカジュアルなファッションでも気軽に参加できます。春らしい色合いの服、例えば明るい緑や黄色、女性であればピンクなどを着ていくと春を演出した格好になることができます。

汚れが気になる人は黒や茶系の汚れが目立ちにくいアイテムがおすすめです。ズボンはデニムジーンズやチノパンであれば、動きやすいので最適でしょう。女性の場合はスカートをはきたいと思うかもしれませんが、準備や後片付けを考えれば実用的なパンツスタイルの方が無難です。

夏のバーベキューファッション

夏はバーベキューのシーズンです。夏休みは特にバーベキュー場が混み合います。夏のファッションで気をつけたいのは、やはり暑さ対策です。日差しが強いので日射病や熱中症対策のために帽子を用意しておくと良いでしょう。また、目の保護のためにサングラスを持参しておくと便利です。

上着も通気性や快適性が高いものを選んでください。とはいえ、バーベキューは火を扱うのでTシャツや短パンの格好は控えます。料理をするときは薄手の上着を用意すると火傷対策になります。ただ、暑くて体調を崩してしまう場合もあるので、パーカーなど必要なときに着て、いらないときは脱げる着脱が簡単な上着をもっておくといいでしょう。

ズボンも半ズボンは避けてください。炭が飛んで火傷することがあるからです。同様にサンダルも避けて、長ズボンやスニーカーを用意することをおすすめします。

秋のバーベキューファッション

秋は紅葉のシーズンで、山登りや紅葉狩りなどのアウトドアで賑わいます。さらに「食欲の秋」とも言いますから、きのこや野菜などが美味しい季節で、バーベキューにも人気のシーズンです。初秋は夏の暑さがまだ残っており暑さ対策が必要ですが、晩秋にもなると随分と冷え込みます。また、秋はその日によって気温や気候がかなり変動しますから、バーベキューをする際はそんな秋に合わせた服装が必要です。

服装は春で抑えたポイントと基本的には変わりませんが、春や夏に必要な虫対策などはほとんど必要なくなります。肌寒くなったときのために一枚余分に羽織るものを用意しておくと良いでしょう。カラーコーディネートに関しては、春は明るい色がよく映えますが、秋はダーク系やブラウン系が鉄板です。汚れが目立ちにくい色になるので、バーベキューにも適していると言えるでしょう。

冬のバーベキューファッション

温まることのできるバーベキューは冬にも人気のレジャーです。冬に行う場合はやはり寒さ対策を重視してください。少し大げさなくらいの厚着で参加してもいいでしょう。アウトドアブランドのアイテムはヒートテック機能など様々な寒さ対策が施されており、ファッショナブルなアイテムも多いのでおすすめです。

ただ、バーベキューは火を使うため、暖かくても火に弱いアイテムは避ける必要があります。例えばダウンベストは生地によって熱に弱いことがあるため、避けたほうがいいでしょう。また、首周りの防寒具としてマフラーがありますが、実はマフラーは燃えやすいため避けたほうが無難です。

靴はハイカットのスニーカーやブーツを選ぶと防寒性と火傷対策の両方ができます。コーディネートとしては秋のカラーと同様、ダーク系やブラウン系がトレンドです。最近はカラフルなウェアも人気があります。

バーベキュー時の子供の服装

屋外で行われるバーベキューは、子供が参加するときに不安があるかもしれません。バーベキューは火を使いますし、外の気温などにも子供は影響を受けやすいからです。また子供ははしゃぐので転んで怪我をする心配や、料理が服に付いてしまう心配もあります。それでは子供はどんな格好をすると良いでしょうか。

まずは機能性の高い服を選ぶことが大切です。海や川で行うときはサンダルを選びがちですが、転びやすいのでスニーカーにすることをおすすめします。夏に行う場合は熱中症が不安視されますが、火傷の備えも必要です。薄手の長袖や長ズボンを用意すると安心です。ちなみに高地の山や、川のそばで行うとき、暑い季節であっても意外と涼しいことがあります。寒暖差があればすぐに羽織れる上着を持っておくと重宝します。

もし暑がるようであればできるだけ火に近づかないようにする必要があります。熱中症対策として帽子を付けることもおすすめします。

機能性とファッション性を両立するには?

バーベキューは準備や後片付けなど意外と身体を使うものです。そのときに動きにくい格好で参加するのは避けてください。

アウトドアのイベントはアウトドアファッションで参加するのがもっとも適しています。最近はファッショナブルなブランドがどんどんと登場しており、人気も高いです。アウトドアブランドは機能性が抜群ですから、準備や後片付けなど身体を使うバーベキューには最適といえます。冬場であればヒートテック機能のあるアウターがおすすめで、夏場は通気性と耐久性を両立させたアイテムもあります。

もちろんアウトドアブランドだけではなくカジュアルなスタイルで臨んでもいいでしょう。ジャケットにデニムジーンズのようなシンプルな服装は動きやすくておすすめです。動きやすい服装に身を包んで、テキパキと作業をこなしている姿は男性にせよ女性にせよ好印象にうつるはずです。

バーベキューでのNG服装

バーベキューは火を扱います。そのため火傷につながる服装はよくありません。サンダルをはじめとする素足をさらす履き物は注意です。同様に、ハーフパンツや短パン、半袖のシャツなども火傷のリスクがあるでしょう。ただ、海や川で行うバーベキューは、食事の前に水場で遊んでいる場合があります。そのときは水着になります。バーベキューだからわざわざ着替えるのは不便です。その場合は薄手のパーカーなどの上着を羽織ると良いでしょう。

バーベキューでは煙がもくもくと立ち上がります。煙の匂いが服に付くのは避けられません。匂いが付いても良いものを持っていくようにしましょう。また、どうしても匂いを付けたくない場合は、できるだけ煙から離したところに服を置かなければなりません。それでももし煙が付いてしまったならば、ドライヤーで服を乾かしたり衣類用の消臭スプレーを使うことをおすすめします。

バーベキューでつくことが予想される汚れ

基本的にバーベキューをしたら、服が汚れることは覚悟しておく必要があります。それでは、どんな汚れが付くでしょうか。炭でお肉や魚を焼く場合、炭が飛ぶことがあります。もし白い服を着ていたら、BBQが終わったあと炭が付いているのが分かります。これは「すす汚れ」が原因です。火をおこす役になれば、ほぼすす汚れは付きますし、食事を楽しむだけでも網の前にいればすす汚れは避けられません。洗濯をしても落ちにくいので注意が必要です。

食べているときも汚れが付くことがあります。もっとも気をつけたいのはお肉などに使う「タレ」でしょう。タレはシミの原因になるので、こちらも注意です。すぐにタレを拭き取り洗剤やハンドソープで対処してください。またバーベキューはテーブルや椅子が用意されますが、平地が確保できる保証はなく食べにくいこともあるため、ソースやお酒がこぼれることもあります。

バーベキューでのファッションはファッショナブルな格好を選びたいところですが、動きやすさや機能性、脱着のしやすさ、そして安全面を考慮して選ぶことをおすすめします。

今は、アウトドアブランドの人気が高く、普段着使いできるスポーツブランドのアイテムも続々と登場しました。ファッション性と機能性を両立するのは難しいことではありません。このコラムを参考にしてバーベキューに着ていく服を選んでいただけたら幸いです。

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