バーベキューの食材を準備する際、メインであるお肉、野菜やドリンクなどをどのくらいの量で用意すべきかは悩むところです。多すぎてもいけませんし、少なすぎても買い出しに行かなければならなくなるなどの問題が生じます。したがって、バーベキューに行く前の計画段階で参加する人数に合わせてなるべく適切な量を用意したいところです。それには参加人数の消費量を事前に予測して、その分をあらかじめ用意する必要があります。
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バーベキューの準備の重要性
食材が余ってしまえば持ち帰らなくてはならなくなならないですが、生ものがメインなので途中で痛んでしまうリスクもあります。また、途中で買い出しに行くとしても、バーベキューをする場所のに近くにお店がない場合も少なくありません。そうなると、足りない場合は我慢することになってしまい、せっかくのバーベキューを楽しむことができなくなくなります。そのため、食材をきちんと適量用意することは、バーベキューにおいてはとても重要なことです。何となくで準備する場合は適量にならない可能性がありますので、しっかり基本的な量の考え方を覚えて用意する様に心がけましょう。また、食材以外にもバーベキューに必要な道具の準備もしなくてはなりません。こちらも足りないとなれば現地で調達しなければなりませんが、現地では調達が不可能なものもあり、そうなると不便を強いられてしまいます。準備段階でしっかりと用意して楽しいバーベキューにしましょう。
まず、バーベキューに必要なお肉の量に関して一人当たりの肉の量は成人男性 "成人男性の場合は、300gを基本として考えておくと良いでしょう。あとは人によっては良く食べる人とそうではない人がいるので、それに合わせて増減しておくと適量に収まるはずです。例えば、お酒をメインに楽しむタイプの成人男性は、300gも必要ありません。大体200g程度で収まるはずです。逆にお酒を飲まない大柄で食欲がある若い成人男性の場合は、もう少し食べる可能性がありますので、それに合わせてプラスしていけば安心です。
それぞれの食べる量がわからない場合は、300gを基本に考えておけばよいでしょう。多く食べる人がいたとしても中にはあまり食べない人も出てくると考えられるので、平均的に見て300gに設定しておくことはちょうどよくなることが多いです。あとは飽きがこないようにするために、肉の種類を色々と用意しておけば、食材の点で不満が出る可能性は低くなると思います。
一人当たりの肉の量:成人女性
成人女性の場合は成人男性と比べて一般的に肉の量は少なめになります。成人女性の場合200gを基本に考えておけばよいでしょう。ただし、こちらも成人男性と同じように、お酒をよく飲むタイプの人は肉の消費量は少なくなる傾向になるので、それに合わせて増減していくと良いです。つまみメインなら100gから150gほどで足りるかもしれません。よく食べる人の場合は、成人男性と同じくらいと考えて300g換算で用意しておけばよいでしょう。
一人一人の分量を想定しておいても、当然ピッタリと計算しきれるわけではありません。しかし、多少の誤差はあったとしても、トータルで見るとこの分量で用意することで十分足りるという結果になることが多いので、この考え方を基にして用意しておくと良いです。現地で調達がたやすいケースであれば、少し少なめに見積もっておいても良いですが、そうでないなら少し多めに考えておくと良いです。
一人当たりの肉の量:小さい子供
子供の場合は、年齢によって消費量が異なってきます。小さい子供、小学生当たりならば200gほどあれば足りるはずです。幼児の場合はそんなに食べることはできないので、100gほどでも足りるでしょう。特に小さい子供の場合は、あまり肉を消費することは難しいはずですので、食べやすい物を用意してあげるのがおすすめです。例えば、ウインナーなら小さな子供でも食べやすいので、困ることはないでしょう。子供たちにとってのバーベキューとは、食べるためとのイベントと考えるより、はしゃぎながら環境や普段と違う食事環境を楽しむことが多いので、量よりも種類が豊富である方が喜んでくれる事が多いです。したがって、子供向けには様々なバリエーションの食材を検討するのもおすすめです。小さい子供も量は食べられなくても種類は楽しむことができます。この年頃は一般的に好き嫌いが激しいことが多いですが、種類を豊富に用意しておけば、好き嫌いがあっても食べられる物があるはずなので安心です。
一人当たりの肉の量:食べ盛りの子供
中高生などの食べ盛りの子供の場合、かなりの量のお肉を食べることが多いので、成人男性並みかそれよりも多いくらいを用意しておくべきです。例えば部活動をやっているタイプの子供ならば、エネルギー消費が多いのでたくさん食べます。中高生の場合は350gほどを検討しておけばよいです。食べ盛りの場合でも小学生の高学年くらいであれば、300gもあれば足りるでしょう。大人と違って食べ盛りの子供はお酒を飲むことがありませんので、その分肉をたくさん食べることになります。したがって、むしろ大人よりも肉の消費量が多いケースも少なくありませんので、それも加味して食べ盛りの子供が多い場合はお肉を多めに用意しておくと良いでしょう。子供が多めであれば子供の肉量を多めに計算しておき、大人の分を少なめに計算しておくと、トータルで帳尻が合わせやすくなります。
お肉とサイドメニューの比率
バーベキューと言えばやはりお肉がメインですが、もちろん肉だけでは飽きてしまいますので、野菜などのサイドメニューも用意しておく必要があります。しかし、野菜等のサイドメニューばかり食べたいという人も少ないはずなので、肉の消費がしやすくなる適切な分量を用意しておくと良いでしょう。比率的には、肉が9割だとすればサイドメニューは1割程度で問題ありません。
肉の内訳は、牛肉を多めにして豚肉や鶏肉を混ぜるといった考え方で用意していくとバランスが取れます。やはりバーベキューと言えば牛肉が王道ですし、それを食べたいと考える参加者が多いので、牛肉をメインに用意しておきます。もちろんそれだけでは飽きてしまいますし、牛肉が苦手という人も中にはいるかもしれませんので、豚肉や鶏肉なども混ぜて用意しておきます。それぞれの部位についても、特定部位偏るよりは消費を考えてバランスを考えるべきでしょう。
バーベキューでよく食べられる牛肉の種類
バーベキューでよく食べられる牛肉の種類は、まずサーロインです。単なる焼肉と違って網で豪快に焼くのがバーベキューの醍醐味なので、ステーキに使われるサーロインはふさわしい食材です。繊維方向が一定であるためカットしやすいため、バーベキュー初心者でも扱いやすいのでお薦めとなります。
リブロースも繊維方向が一定のなので切りやすくおすすめです。こちらはローストビーフにしておつまみにするのにもむいています。バーベキューでの調理は大変ですが、メニューの幅が広がるのでバーベキューをより楽しむことができるでしょう。
後はロースや骨付きのスペアリブなども人気です。スペアリブなどは一般的にあまり調理をする機会は無いかもしれませんが、網を使って豪快に焼くだけでワイルドに楽しむことができるので人気があります。
いろいろな種類の肉を程よく混ぜながら用意しておくと、バーベキュー参加者もきっと満足することができるはずです。
バーベキューでよく食べられる豚肉の種類
代表的なバラ肉は、バーベキューでも楽しめます。厚みのある肉ばかりだと飽きてしまいますし顎が付かれてしまいますが、薄切りの豚バラ肉は柔らかく大きさも程よくカットしていれば食べやすいので、バーベキューの際には豚肉の中ではよく食べられる部位となります。
また、とんかつなどに使われるロース肉もバラ肉に比べて脂身も少なく、バーベキューのお肉の種類の幅を広げるにはちょうど良いでしょう。あまり筋っぽさがないので食べやすいのが豚肉の特徴です。あまり多くはありませんが牛肉が苦手である人でも食べることができますし、豚ロースは用意しておくと良いと思います。
後は牛肉と同じく骨付きのスペアリブもよく食べられる部位です。豪快に焼き上げるさまはバーベキューを視覚的に見ても楽しめる要素となります。
これくらいの種類を用意しておけば、いろいろな種類を楽しめるので足りないということはないはずです。変わった部位を用意したい場合は、好みに合わせてチョイスしましょう。
バーベキューでよく食べられる鶏肉の種類
鶏肉の中ででバーベキューの際によく食べられるものの一つがむね肉です。むね肉はたんぱくでヘルシーなので、特に女性に人気があります。また、むね肉は串に刺して焼き鳥風にして焼き上げるのもバーベキューではよく行われます。これは他の肉や野菜とも組み合わせれば楽しみの幅は広がるのでお薦めの食べ方です。
手羽もバーベキューで食べられることが多い部位の一つです。普段はあまり調理に使う方は多くはない部位ですが、バーベキューなら焼くだけで美味しくに食べられますし、手羽自体は安価に入手することができるのでコスパも良いです。
また、モモ肉もジューシーで人気があります。こちらは焼き時間が長くてもパサつきにくいですし、程よい脂身を楽しむことができるのでおつまみにもぴったりです。参加者の好みに合わせて選択しておくと良いでしょう。
バーベキューでよく食べられるその他の肉の種類
ラム肉や馬肉、シカ肉などがバーベキューで食べられるケースはあります。いずれもイメージがワイルドな食材なので、バーベキューにピッタリです。ただし、これらの肉は入手ルートが限られるほか、好き嫌いがはっきりとしやすい肉でもあります。したがって、用意しておくとしても多すぎる量を用意しておくのはおすすめできません。代表的な牛肉や豚肉、鶏肉に合わせて少しだけ用意しておくというのが賢い判断でしょう。
バーベキューの本場であるオーストラリアで人気のカンガルー肉は、最近日本でもルーミートとして知名度が上がってきています。こうしたあまり一般的ではない変わり種の肉を用意するのはバーベキューが悪いことではありません。それが話題となり盛り上がりますし、みんな初めてであれば興味をそそられるので、ワイワイ盛り上がりながら食べていくことができます。そのため、一種類くらいは変わり種を用意しておくとよりバーベキューを楽しむ事ができるでしょう。
バーベキューでよく食べられる野菜
バーベキューでよく食べられる野菜は、とうもろこしやニンジン、ピーマンや玉ねぎなどです。これらを串に刺して焼いているイメージを持っている方も多いでしょう。その他シイタケやキャベツなども網焼きには適しているので用意しておくと良いです。
バーベキューのメインはあくまで肉ではあるのですが、肉ばかりだと飽きてしまうのが実情です。育ち盛りの子供なら肉だけでもどんどん食べるでしょうが、栄養バランスなども考えると野菜も適度に入れる事がよいと言えるでしょう。
特に年齢層が上がってくると肉だけでは食べられなくなってくるので、バランスよく野菜も用意しておくと良いです。前項で記載している通り、バランスは肉が9に対して1あればよいのですが、参加者の年齢層や性別の比率や好みに合わせてその比率は調節しましょう。トータルで考えて用意しておけば、個々人の消費量が多少ずれたとしても、全体的に見てちょうどよくなるはずです。
バーベキューであると嬉しい締めのメニュー
バーベキューの締めでは、焼きそばが人気です。鉄板で焼き上げるので、フライパンで焼くよりも豪快で美味い焼きそばが出来上がります。それにお米を混ぜてそばめしにするのも変わっている感じがあって楽しめます。その他、焼きおにぎりやラーメンなど、人によって締めで食べたいメニューは異なるようです。これは季節によっても選択を変えていくべきでしょう。例えば寒い時期になってくるのであれば、スープ系の締めは温まるので喜ばれるはずです。ラーメンもそうですがカレーなどもその条件にあった締めメニューです。
最近のバーベキューの締めメニューとして人気のあるものとして、リゾットやパエリアといった物もあります。しかし、これらは調理が大変なので事前に用意しておいた方がよいメニューです。出来合いの物でも良ければあらかじめ作っておいてあとで温めるということもバーベキューではできるので、適宜考えておくと良いです。
バーベキューであると盛り上がる食材
バーベキューでは変わった食材を用意しておくと盛り上がります。前述のあまり一般的ではない種類の肉を用意するのもそのうちの一つです。あとは、一般的な食材であってもあまりバーベキューでは選ばれない物をチョイスするのも盛り上がるでしょう。例えば、豆腐の厚揚げやちくわなどは普段は食べますが、あまりバーベキューで料理するイメージはないはずです。その意外性が場を盛り上げてくれる要因となります。
また、アルミホイルを使って網の上で調理する料理もテンションが上がります。基本的に魚や野菜に肉などの食材をアルミホイルで包んで蒸し焼きにすれば色々と作れますので、ちょっと変わったメニューを提供したいときにも重宝します。
アルミホイルを使ったものとしては、ジャガイモやサツマイモをくるんで直接焼くのもおすすめです。食材をそのまま焼くのに等しいですが、ふっくらとおいしいジャガイモやサツマイモが出来上がるので盛り上がります。
バーベキューで用意しておきたい飲み物
バーベキューで用意しておきたい飲み物は、子供であれば炭酸系飲料やオレンジジュースなども好まれます。お酒が飲めない方はウーロン茶や緑茶などを用意しておけば喜ばれるでしょう。また、妊娠中の方や授乳中の方がいる場合はカフェインを含んでいないものがよいので麦茶やミネラルウォーターなどを用意する事をおすすめします。
大人ならやはりビールがおすすめと言えるでしょう。ビールの炭酸や苦みと肉の相性はよく、食欲が進むことになります。ビールは人によって好きな銘柄はあるので、缶ビールでクーラーボックスにいくつかの銘柄を合わせて持って行くのもよいと思います。
しかしなんと言ってもバーベキューをしながら本格的なビールサーバーを使って生ビールを提供すると盛り上がる事請け合いです。ビールサーバーを用意している方はあまりいませんので周りからの注目も集めますしワンランク上のバーベキューを楽しむ事ができます。
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バーベキュー場近隣の買い出し可能な施設もチェック
バーベキュー場の近隣の買い出し可能な施設もチェックしておくべきです。もし、現地で何か足りなくなった時に買い出しに行けると便利だからです。また、買い出し可能な施設が近くにあるとすれば、あらかじめ用意しておく食材の量を少なめに見積もることもできます。近くにお店がない場合は足りなくなってしまうといけないので、厳密に検討しておく必要がありますが、近くにお店があるのなら現地調達は難しくはないので、余らせてしまうよりは少なめに購入しておいて足りなければ現地で買うというスタンスの方が無駄はなくなるでしょう。
これは肉に限らず、お酒やジュース等の飲み物についても同様です。これらは容器に入っているので余っても持ち帰ることが容易ですが、嵩張ってしまうのが難点です。そのため、事前に用意しておく料は少なめにして現地調達で足りないものを買うというようにしても問題はないでしょう。" バーベキューを楽しむためには、準備段階から頑張らなければなりません。肉が足りないなればせっかくのバーベキューも台無しです。盛り上げたいと思ってもメニューに満足してもらえなければ盛り上がることもなくなってしまいます。しかし、きちんと考え方さえ覚えておけば失敗は防げますので、ぜひ紹介した方法でバーベキューの準備をして下さい。準備に手間をかければかけるほど、より良いバーベキューの時間を作ることができるでしょう。





